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光明皇后の伝説by職場の教養(#^.^#)
2018.12.23光明皇后の伝説
各地から、雪の便りが伝えられる季節になりました。
奈良時代に作られた『万葉集』にも、雪を詠んだ歌がたくさん収められています。
なかでも、光明皇后が詠んだ歌は、心に響きます。
我が背子と ふたり見ませば いくばくか この降る雪の 嬉しからまし
「我が夫の聖武天皇と二人で見るのなら、どんなにか、この降っている雪も嬉しいことでしょう」
という意味です。
夫を思う、温かな心が伝わってきます。
光明皇后は、初めての臣下出身の皇后でした。
施薬院や悲田院を設けて、病人や孤児を助けるなど、社会福祉にも力を入れました。
法華寺に伝わる「から風呂」の伝説は有名です。
皇后は「から風呂」を作り、千人の垢を洗い落とす願を立てました。
千人目に現われた病人は、醜く身体から垂れている膿を、口で吸ってほしいと求めました。
皇后がその口を触れた時、病人の姿は輝いて消え、自分は如来の化身であると告げました。
もし今日、難題を言うようなお客様がいたら、如来の化身なのかもしれません。
今日の心がけ◆お客様を大切にしましょう
自分の経験値を高めてくれるという意味では
“如来の化身”かもしれませんが、なかなかそうは思えません。