騒音、長期にわたる工事…。家づくりは何かと近隣の方々に迷惑のかかる作業です。

いよいよ着工という時に行うのが地鎮祭。これから始まる工事の無事と、施工関係者の安全を祈願して、土地の神様をまつる儀式です。

図面に基づいて建物の外周部や壁にあたる部分にビニールひもなどを張っていき、敷地に対しての建物の配置を決める工程です。

基礎を据え付ける位置まで地面を掘り下げ、そこに砂利などを敷いてコンクリートを流し込みます。

建築過程で最も重要な工事。構造部分も含めて、家の骨組みを造っていきます。また、配管や配線工事も行われるので、位置の確認もしましょう。

床板張りやクロス張りを行います。システムキッチンなどの設備が取り付けられるのもこの時期です。本体が仕上がると門や塀で敷地を囲います。

工事責任者、設計士、建て主の3者が立ち会って行う最終検査。設計図通りに仕上がっているかどうか、じっくり確認しましょう。この時確認すべき点をリストにしておくと便利です。

引き渡しも終わり、ついに入居。しかしこの家が自分のものであるということを証明する必要があります。それを証明するのが登記簿です。登記は法務局に。一般的には、司法書士に依頼するので安心ですが、代行手数料や日当、登録免許税まで発生し、何十万円というお金が必要となるのでご注意を。

引き渡し時期をしっかり確認し、入居となる約1ヶ月くらい前から準備を始めた方がよいでしょう。引き渡しも終わり、ついに入居。思い描いた”理想の住まい”があなたのものになる瞬間です。